床材無垢フローリング施工ステップ

無垢フローリングは、保温効果、調湿効果に優れシックハウスの原因物質と言われているホルムアルデヒドの放散値も平均0.1㎎/リットル以下の安全で体にやさしいフローリングです。また、天然木の性質上、保管状況、使用環境によって、反り、割れ、狂い、虫の発生を引き起こす場合がまれにあります。
お施主様の快適な暮らしのために、無垢材の特徴をよくご理解のうえ、施工してください。

(1)施工前に確認を

  • 無垢材の性質上、膨張、収縮を防ぐために開梱した状態で必ず一週間位放置し、十分施工現場環境に馴染ませてください。
  • 当製品は、内装用です。外装には使用しないで下さい。
  • 床暖房には使用できません。ホットカーペットもおひかえ下さい。
  • 換気口は充分ですか。(建築基準法施工例:外壁の床壁部に、長さ5m以下毎に300C涌以上の換気口設置)

※床下の換気が充分でない場合、施工後に「暴れ」「突き上げ」「床鳴り」が発生する恐れがあります。

(2)仮並べ

天然木ですので、貼り始める前に仮並べをし、色、柄のバランスをとって施工してください。

(3)割り付け

極端に小幅材がこないよう、貼り込み前に割り付けを行ってください。

(4)下地施工

  • 大引きは90mm角以上、根太は45mm角以上の乾燥材を使用し、プレーナーで平滑に仕上げてください。
  • 大引き間隔は3尺、根太は1尺(303mm)とし、レベル(水平)を出して施工してください。
  • 必ず捨て貼りをし、たとえば合板では12mm以上の耐水合板を(F☆☆☆クラス以上)を使用して下さい。
    又、捨て貼り合板の問は、2~3mmあけて施工してください。
    尚、床下の湿気が多い場合は0.1mm厚以上の防水シートを根太と捨て貼り合板の問にしき込んで施工して下さい。
  • フローリングは根太と直交するように施工し長芋方向のジョイントは根太上に来るようにして下さい。

(5)貼り込み(接着剤の塗布)

  • 施工は必ず糊釘併用で行ってください。
    接着剤はフロア専用接着剤【(株)オーシカ・セレクティ】をご使用ください。
    水性接着剤及び酢ビ素接着剤は使用しないで下さい。(木工用白ボンドは使用できません)
  • 貼り込みは、きつく締め付けると、無垢材の性質上、反り、突き上げの原因となります。
  • 実を強く叩き込み過ぎると、無垢材の性質上、膨張時に反りが発生する場合があります。
    必ず同梱包の名刺大「すきまゲージ」を使って、ジョイント部にクリアランスをとってください。
    また壁際は3~5mm程度、あけてください。

(6)フロア用ステープルで固定

(7)はき出し窓部の敷居おさまり

はき出し窓サッシへの収め、又敷居(同面)収めの場合は必ずクリアランスをとり、コーキング処理をして下さい。

(8)養生

床面のごみを掃除機で吸い取ったあと、水気を避け、乾いた雑巾でほこりをふき取ってください。

壁ぎわは、石膏ボードの粉がたまりやすく、しかも、木目の入るとほとんどとれませんので壁ぎわまで隙間なく養生テープを貼ってください。

無垢フローリングの注意点とクレーム規約

無垢フローリング商品は天然木のためどうしても多少の不具合が生じる場合があります。
どうぞ無垢材という事をご認識いただきご理解ください。施工される前の商品につきましては万一不具合が生じた場合お取替え返品に応じさせていただきます。
既に施工されました後の商品つきましては交換返品クレームの対応は出来かねますので施工説明書をお読みいただき商品をご確認のうえ施工されます様お願い致します。

無垢フローリングは天然木のためご使用されます部屋・現場の湿度温度などの環境条件で膨張したり収縮したり致します。
その結果 膨張作用からフローリングのネジレや突き上げがあるいは板巾の誤差や表面亀裂が生じ又収縮作用からジョイント間に隙間等が生じる事があります。
これらのトラブルは基本的にクレームの対象になりませんのでご留意ください。

無垢フローリングは天然木のため人口乾燥材であっても稀に木くい虫の卵が原木内に入っている事があります。
時間が経過し卵が成虫となり 羽化してフリーリングの表面から出て来る事が有ります。
現在、日本でも生産国でも強度の防虫薬剤の使用は制限させており、防虫に対応する事はかないません。
万一、ご使用されているフローリングに虫害が生じた場合処理のお手伝いはさせていただきますがこれらのトラブルは基本的にクレームの対象にはなりませんのでご留意ください。

施工に際し
(A)ご使用されます接着剤は床専用接着剤(ウレタン系)を必ずご使用ください。水性接着剤をご使用されますとフローリングが接着剤に含まれる水分の作用で膨張し突き上げやカップソリを生じる事がありますのでご注意ください。
(B)フローリングを施工する時絞めすぎますと板の膨張作用により板が押し合い特に木の素性が良くない場所に亀裂が生じたりあるいは床の突き上げ状態に成る事がありますのでご注意ください。
季節季節でフローリングの締め込み具合隙間の調整は必ず行ってください。
スキマゲージやカットされたPPバンドをフローリングの間に入れられる等隙間の調整を行われます事をお勧めいたします。
特にローグレードの商品ほど絞め過ぎや材の膨張収縮により表面に亀裂が入りやすいのでご注意ください。
これらのトラブルは基本的にクレームの対象にはなりませんのでご留意ください。

養生テープによる塗装の剥がれるトラブルが有ります。
多くのメーカーさんが多種の養生テープを販売されてます。
ご使用になる養成テープの使用説明書をご確認のうえ現場使用して下さい。
特に日光があたる場所圧力が掛かり密着している場所素材の状態の良くない場所などでは養成テープを剥がす際には塗装面が剥がれる事があります。
これらのトラブルは基本的にクレームの対象にはなりませんのでご留意ください。